- 2006-01-05 (木) 18:19
- Photo
おもしろい発想です、これ。写真をみてもらえばわかるけど、2つレンズがついてます。一つは23ミリ焦点の短焦点広角レンズ、もう一つは39~117ミリ相当の光学3倍ズームレンズ、といった組み合わせで上下に2つ。どっかでこんなのみたことあるなぁ~って思えばそう、2眼レフカメラ。もう今は骨董品的な価値がでるぐらい希少?になってそうですが、あったんすね昔は。まさに見栄えはこんな感じ。でも中身はちょっと違う。
そもそも2眼レフカメラはフィルム式。そらそうか。なにより2つのレンズの使い方が決定的。上下2つレンズが並ぶのは一緒ですが、下が撮影用、上がプレビュー用と用途が違います。要はファインダーのためにもう一つレンズがついてるといったものだそうで。コアなカメラファンには好きな人多いのかな?たしかにすごい趣があるというか、物としての価値がありそうっす。
んで、今回のデジカメは単純に撮影用レンズが2個ってわけ。1眼レフとかはレンズ付け替えが魅力だからいくらでも画角を変えられます。でもコンパクトデジカメの類はそれがなかなか難しい。ワイドコンバージョンレンズなるオプションをつけるって手もなくはないけど、やっぱ画質やらなにやら弊害はあるわけで。だったらもう一つ別用途のレンズつけちゃえって感じでしょうか。短焦点ではあるけど、これなら苦手な広角もばっちり補えてかなり実用性が高いと思います。広角撮影って結構楽しいですよ(^^;おれはかなりお気に入り。簡単にいうと、たくさんの範囲を広く撮れるというか、1枚の写真に納まる情報が多くなります。景色とか撮るとすごいダイナミックにとれて、どこぞやのポスターみたいに。もちろん収差との戦いはありますが、それも含めて非現実的な?アートチックな写真が撮れるわけです。
それにしてもコンパクトデジカメ、どんどん成熟してきてますね。各メーカーは他と違った付加価値を追及していく気がします。2006年はさらにこの勢いが増して面白い製品がどんどん登場することを期待したいっす。
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