- 2009-10-31 (土) 14:53
- windows
先日の記事で64bitのWindows7を導入した感想を述べましたが、
結局デメリットの方が現時点では多く、32bitに入れ替えてみました。
で、具体的に何が変わったのかをあげておきます。
まずは先日挙げた64bitのメリットは
・4Gすべてのメモリが使える。
・64bit版のIEがそれはそれは快速。
・Lightroom2のメモリ上限が解放&動きがサクサクに。
・ファイルコピーがはやい
・標準機能のZIP解凍もはやい。
というような感じでしたが、メモリは3.2Gちょいしか使えなくなったものの、
他、Windowsの動きそのものは大して変わりませんでした。
つまり、Windows7の機能としてチューニングされていた感じです。
Lightroom2の動作も所詮4G程度のメモリじゃ大差ないですね。
次にデメリット。
・キャリブレーションツール「huey」が使えない。
・アナログTVキャプチャ「GV-MVP/RX3」が使えない。
・無線プリントサーバー「NetHawk WP100」が使えない。
・SmartScrollが不安定(64bit関係ないかもだけど)
・PhotoshopCS3のブラシでタブレット使うと書き出しが遅れる。
という5つでしたが、結論からいうと3つ解決。
hueyは残念ながら64bitと一緒。
つまりWindows7にドライバが対応していないので待ちですね。
TVキャプチャはバッチリです。
Windows入れた段階で認識されて使えるし、
mAgicTVはVistaの32bit用が問題なく動作します。
SmartScrollはVistaより快適です。
UACがうざくなくなったので、XPの互換を指定しておけば問題なし。
自動起動もするし、万能文化プラグインですべて解決です。
Photoshopのブラシ問題は原因が違いました。
Windows7はタブレットへの対応が強化されていて、
デフォルトだとタッチ&ホールドで右クリックが割り当てられてます。
そうすると、タッチした後にその処理が入ってしまって、ブラシでも一瞬遅れる。
タブレットの設定でタッチ&ホールドを無効にすれば問題なく動作します。
最後に無線プリントサーバーはというと、
通常の方法では無理です。
インストーラーがOSを判定してるのでインストールができません。
でも、インストールさえできれば正常に使えるとのこと。
これはちょっと工夫というか、裏ワザが必要らしい。
力技で試してみよう。
というわけで、ほとんどデメリットは消えました。
そして32bitアプリの数々もWoW環境ではないのでほぼ完全動作。
いいじゃん、32bitで。
関連記事:
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