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2010-02

Hybrid W-ZERO3 でポケベル(2タッチ)入力 ~ WkTASK導入編

前回のマナーモードに引き続き、他のハードボタンも設定してみます。
使用するソフトは結局SortInchKeyにします。

前回までおすすめしていたWMKeyCmdでもいいんですが、
ボタンを長押しした時に指定秒数後で指を離して初めて実行されるという
動きがどうもしっくりこないことに気づきました。

SortInchKeyならその辺もデフォルトの動きに近づけることができます。
つまり押したままでも指定時間後に実行される感じの操作感です。
iniファイルでしか設定できないのでめんどくさいんですが、
逆に一度設定してしませばiniファイルをバックアップしておくだけで、
またすぐに元に戻せるのもいいなと思ったわけです。

で、Hybrid W-ZERO3の画面回転やらをコマンドで実行するために、
あわせてWkTASKという、タスク管理ソフトも利用します。
タスク管理だけでも高機能な上に使い易いわけですが、
このソフト、2重に起動させることでキー操作モードに移行することができ、
起動オプションを指定することで様々な動作をさせることが可能になります。

というわけでまずはWkTASKの導入メモです。
コチラからcabファイルをダウンロードして実行です。
あとはデフォルトだと色々と不都合があるので設定を変更します。

以下、具体的に問題点を解決していきます。

デフォルトのスキンだと右端にでる×ボタンがやたらとウキます。
ので、スキンをやめて色の設定をします。
それと実行中のタスクが上部にアイコン表示されるんですが、
右半分のHybrid W-ZERO3のアイコンにかぶるので調整します。

0208_3
「×/OKボタンにスキンを使用する」のチェックをはずします。

0208_4
「カスタム色設定を有効にする」のチェックをつけ、
グラデーションの色を000000、つまり黒に設定をします。
上部のタスク表示エリアは狭いので、アイコンのみ表示にしました。
あわせてタイトルフォントの高さも0に。
こうするとアイコンの横に文字がでなくなります。
どうせポートレートモードだとはみ出すし、いらないです。

0208_2
上部のタスクアイコン設定でもう一つ、タスクリストの設定で画面右からの位置を
312にします。(Hybrid W-ZERO3だとこれがしっくりきました)
あとは幅の調整をしないようにするのと、タスクがないときは違和感があるので
タスクリストを表示しない設定もチェックをいれておきます。

次に、上部に少しだけ隙間があいてみえるんですが、
これはバッテリーメーターです。
自分は右にバッテリーアイコンあるし、見た目がアレなのではずします。
0208_6
「バッテリーゲージを上部に表示する」のチェックをはずします。
バッテリゲージもデザインを変更できればいいんですけどね。

最後に大事な設定。
Hybrid W-ZERO3で使う場合は、スタートメニュー表示中に×アイコンで閉じると、
スタートメニューそのものが終了してしまい、再起動しないと元に戻りません。
そこでスタートメニューの除外設定を行います。
0208_5
クラス名に「MSSTARTMENU」を追加し、「×ボタンで閉じない」にチェック。

これらの設定を行うことでとりあえず動きます。
次回はSortInchKeyの設定です。

Hybrid W-ZERO3 でポケベル(2タッチ)入力 ~ マナーモード解決編

これまで何度か取り上げてきたHybrid W-ZERO3でポケベル入力。
MultiKeyHookを利用してctrlswapmini liteを使えるようにするわけですが、
ポケベル入力と引換にすべてのハードキーが使えなくなってしまう。
なので別途SortInchKeyやWMKeyCmdを導入して機能を割り当て直します。
ただ、今まではマナーモードの割り当てができなかったわけです。

が、この度、SetMannerの作者さんがHybrid W-ZERO3対応版を公開してくれました。
ダウンロードは以下から。
http://meioh.info/tabid/165/Default.aspx

このソフトをハードキーに割り当てればマナーモードのON/OFFが設定できます。
まだアルファ版ですが、実行してみたところ問題なく切り替えられてると思います。

ハードキーの割り当てソフトですが、自分はWMKeyCmdを利用してみました。
キーキャプチャモードを利用すれば簡単に設定可能です。
ただ、「*」はctrlswapmini liteと競合してしまうので元の通りは無理かもです。。。
何か別のハードキーに割り当てる必要あり。

でも一応ボタンで切り替えることができるので、また一つハードルを超えました。
こうやって弱点を克服できるのがスマートフォンの魅力ですね。
…ちょっと弱点多すぎるとは思うけど。

Hybrid W-ZERO3 に入れたソフトのまとめ

今のところ問題なく動いているものの抜粋です。

GSFinder+ for W-ZERO3
ファイル管理ソフトです。デファクトスタンダードかも。
フォルダツリーをクリックしても反映されない時がありますが、
特に問題なく使えています。

MultiKeyHook
キーフックを使用(ハードキーを変更する)するアプリを複数使えます。

ctrlswapmini lite
W-ZERO3でポケベル入力を実現。lite版じゃなきゃ動かないです。MultiKeyHookも必須。

SortInchKey
ハードキーを設定するソフトです。
MultiKeyHook入れるとテンキー以外使えなくなるので必要になります。
ただ、UIでの設定は表示が崩れてしまって行えません。
iniファイルの直接書き換えで使えるようになります。

WMKeyCmd
こちらもハードキー設定ソフト。
GUIでの設定も問題なく行えます。
押したキーのコードを取得して設定するキャプチャ機能が便利です。

gsGetFile.dll インターナショナル版
Windowsフォルダに入れることでアプリからのファイル指定で
ProgramFilesなども参照できるようになります。

幻彩2 (Pocket PC VGA対応版)
PDA版Photoshop的ソフト。とにかく高機能なグラフィックソフトです。
UIが綺麗なのも○。

幻色鉛筆2 (Pocket PC 版)
PDA版Painterのような感じ。
紙の質感も再現されていて、スタイラス使ってのお絵かきに最適。

PapeCale
軽量カレンダーソフト。
六陽表示も行えて、起動も早くて便利です。

Offisnail Date for WM6Pro
予定表置き換えソフト。
標準の予定表とデータ互換。
使い易くていいです。

OffisnailNote for WM6
WindowsMobile標準メモ形式のタブエディタ。
こちらもメモ機能の置き換えに最適。

TCPMP
定番マルチメディアプレイヤー。
MP3再生で一度落ちました。
設定できる項目も[es]より減っています。

MangaMeeya(公開停止中)
軽量画像ビューアー。
マンガミーヤってぐらいなので、元は漫画をみるために作られた感じ。
でも実は最強の画像ビューアーだったりもします。
Zipファイルも読み込み可能で、資料を画像化して持ち歩くと便利。
PDFより軽いです。

Opera Mobile 10 beta
Hybrid W-ZERO3から標準搭載されなくなったブラウザー。
現在ベータ版が無料で利用できます。
個人的に、UIがすごく綺麗で気に入ってます。
動きもなかなか軽快でいい感じです。
英語だけどなんの問題もありませんでした。
必要な方は日本語化キットもどっかで公開されてるみたいです。

NetFront® Browser v4.0 for Windows Mobile® コンセプト版
2010年6月30日までのお試し版。
3.3の頃使ってましたが、より進化してます。
まだあまり試せてませんが、Flashプラグインは組み込めなくなったのかな?

Aplio
Linuxでいうパッケージマネージャのような感じ。
ソフトを一覧から選んでインストールできます。

以下はいまいちうまく動かなかったもの。

[es]Silencer
1度目はしっかり音も消えて、まともに動いたかと思いきや。
2度目からうまく起動せず、なぜかメニューが開きます。

今後も随時、追加していこうと思います。

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