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Windows7の64bit版でステレオミキサーを利用する方法

ずいぶん間があいてしまいましたが、前回の記事で予告していたステレオミキサーネタです。
まず、ステレオミキサーの説明を簡単に。

Windowsの音関係で、どの音源を利用するかの設定があります。
2011-07-27_000412
コントロールパネルで「サウンド」の項目を開くと表示されるこれです。
例えば上のキャプチャは今の自分環境なのですが、マイク入力はそのままマイクからの入力を録音対象にしますってこと。ライン入力も同様、直接なんらかの音楽機器から録音するためのもの。で、ステレオミキサーはWindowsから流れる全ての音を録音対象にしますってもの…だと思います。たぶんw

いわゆる、ネット上で流れる音楽や、極端な話、PC上で再生する音楽までも、スピーカーから聞こえる全ての音を録音できるわけです。むしろパソコンの警告音までも拾ってしまいます。そんなステレオミキサーなのですが、64bit版に入れ替えたら表示されなくなってしまいました。じゃあ使えないのかというとそうでもなく、とりあえず自分の環境で利用することができたので、手順を簡単にメモしておきたいと思います。

※あくまで自分の環境、DellのInspiron530においての話です。
以下、自己責任でお願いします。

まずデバイスマネージャーを開きます。
2011-07-27_001654
スタートメニューからコンピュータを右クリックして、プロパティを選択します。

2011-07-27_001810
開いたウィンドウの左上にあるデバイスマネージャーを選択。

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その中のサウンドツリーを展開すると「High Definition Audio デバイス」という項目があります。これがWindows7で自動選択されたドライバのため色々と機能が制限されていると判断できます。※キャプチャは設定済みなので後述のRealtek High Definition Audioが表示されています。

というわけなので、Realtekのサイトからドライバを落とします。

Windows7の64bit用がインストーラー版とZIP版で用意されているので、必要に応じてダウンロードしてインストールすると…ステレオミキサーが表示されるようになります。

ステレオミキサーを右クリックして、「既定のデバイスとして設定」を選択すれば録音対象が切り替わります。右のメーターが音に合わせて動くことを確認してください。あとはなんらかの録音ツールで普通に録音すればOKだと思います。

特にやり直していないので、手順を思い出しながら書いたこともあり、間違いがあったらすいません。とりあえず自分用のメモって感じです。

Windows7の64bit版インストールまとめ

ずいぶん更新が滞ってましたが、64bitに戻してから1ヶ月ちょいが経ちました。
いくつか気になる点も出てきてて、以下。

1.Photoshop 64bit版でスキャナが使えない。
2.Flash Player が少し不安定。
3.サウンドデバイスにステレオミキサーが表示できない。

1についてはPhotoshopの問題というか、そもそもTWAINを64bit版ではサポートしない方向。スキャナといえばTWAINと思ってしまう年代ですが、すっかりもう古い技術になってきてるみたいです。

2については現バージョンのFlash Playerが64bit対応版ではないことからくるのかもしれません。なのでAdobe対応待ちといった感じ。64bit版は現在開発中のようです。

で、最後に3ですが、これは解決したんですが少しめんどくさかったので別途記事にしようと思います。そんなこんなで64bit、他は特に問題ないので、それなりに使えている感じです。

Windows7を64ビット版にインストールし直しました。

Windows7発売当時、最初64ビット版を導入してみたんですが、まだその頃は時期早々というかいまいちまだ使いづらく、すぐに32ビットに戻した経緯があります。その時に不満だった点はこちらの記事でも取り上げてますが、以下でした。

①キャリブレーションツール「huey」が使えない。
②アナログTVキャプチャ「GV-MVP/RX3」が使えない。
③無線プリントサーバー「NetHawk WP100」が使えない。
④SmartScrollが不安定
⑤PhotoshopCS3のブラシでタブレット使うと書き出しが遅れる。

結論からいうと、この中で現状すべてが解決しました。

①についてはhueyの故障により使えないため問題なし↓↓
②は7月でアナログ放送終了のため問題なし…。
③は引っ越してすぐ近くにプリンターが置けるため問題なし(根本的な解決じゃないけど)。
④のSmartScrollは特に問題なかった(当時もそう書いてました)。
⑤ですが、こちらも過去に解決してます。

というところで、メモリの上限をフルに使える点と、64bitネイティブアプリが快適に動作する点から、メリットの方が大きくなったと判断。64ビット版への乗り換えを実行したわけです。

前回も書きましたがやはりLightroomの快適度が違いますね。プレビューも早いし、動作にもたつきがなくなりました。PhotoshopCS5についても64ビットネイティブ動作するので快適です。32bit版のフィルタが使えないというデメリットはありますが、通常使う分には問題ありません。操作感もかわりないですし、世の中のソフトも64bit対応が進んでいます。とりあえず今のところ不満はないので、様子を見ながら使っていきたいと思います。

VMwareでXPモードを使う

VMware Playerのバージョン3がリリースされました。
この最新バージョン、XPモードへの対抗心がむき出し。

なんとそのまま正規にXPモードからVMwareへ移行できます。
手順はインストール後にファイルメニューから
「Windows XP モード仮想マシンのインポート」を選ぶだけ。

これだけでXPモードのXPライセンスでそのまま利用できるという簡単さ。
そもそも、XPモードは、そのライセンスがなんといってもメリットだと思っていたわけですが、
そのシバリすらないんじゃ乗り換えない手はありません。

Windows7の上で動いているかのように実行できる機能まで「ユニティ」で実現可能。
それどころか他にもメリットがたくさん。
なかでもグラフィック機能の強化が大きいです。
色数も16bitの制限がなくなり、デュアルディスプレイまで可能に!!

そんなVMware版XPモード。
Windows7 Professional以上をお持ちの方はぜひ一度試してみてください。
おすすめです(^o^/

http://www.vmware.com/jp/products/player/

Windows7で「NetHawk WP100」を使う方法

昨日の続きです。
問題だったプリントサーバーのWP100を無理やりインストールしてみました。
NetHawkユーザーが少ないのか、情報が少ないです。
なのでせっかくだから手順をまとめてみました。
一応、問題なく動いていますがもちろん自己責任で。

【追加情報】
手順のWP100の記述をEP100に置き換えることで、
有線版のEP100でも動作したとの報告をいただきました。

まず、WP100のドライバをダウンロードします。
最新版は1.80です。

普通に実行すると解凍されます。
正常にインストールされない~とでますが、解凍は問題ないので無視します。

解凍されたファイルのsetup.exeのショートカットを作成します。

ショートカットのプロパティを開き、リンク先に「 /C /T:c:setup」を追加します。
※半角スペースを忘れずに。
2009-10-31-001
(パスはご自由に。指定したパスにファイルが展開されます。)

そのショートカットを実行。
すると指定したパス(上記の画像だとc:\setup)にファイルが展開されるので、
今度はその中にあるInstaller.exeのショートカットを作成します。

同じようにショートカットのプロパティを開き、
リンク先に「–EasyWP100 readme.txt」を追加します。
※先頭のハイフンは2つです。(スペースもお忘れなく)
2009-10-31-002

次にデバッガを用意します。
http://www.ollydbg.de/から1.x系をダウンロード。

起動したらOptionsのJust-in-timedebuggingを選択し、
Make OllyDbg just-in-time debuggerと
Attach without confirmationを有効にします。
2009-10-31-003
※確認するしないの設定なのに、Confirm before attachingだと
デバッガが起動しませんでした。

一応Debugging optionsも設定します。
OptionsのDebugging optionsを開いてExceptionsタブを開く。
すべてのチェックをつける。例外を無視するってやつ?
2009-10-31-004

ここまで出来たら一度デバッガを終了し、Installer.exeのショートカットを実行。
そしたらデバッガが自動で立ち上がります。

※デバッガがうまく設定できない場合は、
右クリックから管理者として実行を試してみてください。

一番上の「00401000」の行を右クリックしてNew origin hereを選択。
2009-10-31-005s

最後にF9を押して実行。

これでインストーラーが起動します。
あとは手順通りに進めればOK。
CANONのIP7500の場合はWindows7ドライバはWindows Updateでの提供なので、
一度直接つなぐなりしてドライバインストールする必要があります。

※インストールが完了したのにプリントがうまくいかない場合は、
WP100(EP100)を一度再起動するとうまくいったとの報告ありです。

というわけで、双方向通信からすべて問題なく使えていそうな感じ。
にしても、インストーラーのチェックが問題なだけなんだから
それぐらい無保証でいいから対応してほしいもんです。

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