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2009-10-31

Windows7で「NetHawk WP100」を使う方法

昨日の続きです。
問題だったプリントサーバーのWP100を無理やりインストールしてみました。
NetHawkユーザーが少ないのか、情報が少ないです。
なのでせっかくだから手順をまとめてみました。
一応、問題なく動いていますがもちろん自己責任で。

【追加情報】
手順のWP100の記述をEP100に置き換えることで、
有線版のEP100でも動作したとの報告をいただきました。

まず、WP100のドライバをダウンロードします。
最新版は1.80です。

普通に実行すると解凍されます。
正常にインストールされない~とでますが、解凍は問題ないので無視します。

解凍されたファイルのsetup.exeのショートカットを作成します。

ショートカットのプロパティを開き、リンク先に「 /C /T:c:setup」を追加します。
※半角スペースを忘れずに。
2009-10-31-001
(パスはご自由に。指定したパスにファイルが展開されます。)

そのショートカットを実行。
すると指定したパス(上記の画像だとc:\setup)にファイルが展開されるので、
今度はその中にあるInstaller.exeのショートカットを作成します。

同じようにショートカットのプロパティを開き、
リンク先に「–EasyWP100 readme.txt」を追加します。
※先頭のハイフンは2つです。(スペースもお忘れなく)
2009-10-31-002

次にデバッガを用意します。
http://www.ollydbg.de/から1.x系をダウンロード。

起動したらOptionsのJust-in-timedebuggingを選択し、
Make OllyDbg just-in-time debuggerと
Attach without confirmationを有効にします。
2009-10-31-003
※確認するしないの設定なのに、Confirm before attachingだと
デバッガが起動しませんでした。

一応Debugging optionsも設定します。
OptionsのDebugging optionsを開いてExceptionsタブを開く。
すべてのチェックをつける。例外を無視するってやつ?
2009-10-31-004

ここまで出来たら一度デバッガを終了し、Installer.exeのショートカットを実行。
そしたらデバッガが自動で立ち上がります。

※デバッガがうまく設定できない場合は、
右クリックから管理者として実行を試してみてください。

一番上の「00401000」の行を右クリックしてNew origin hereを選択。
2009-10-31-005s

最後にF9を押して実行。

これでインストーラーが起動します。
あとは手順通りに進めればOK。
CANONのIP7500の場合はWindows7ドライバはWindows Updateでの提供なので、
一度直接つなぐなりしてドライバインストールする必要があります。

※インストールが完了したのにプリントがうまくいかない場合は、
WP100(EP100)を一度再起動するとうまくいったとの報告ありです。

というわけで、双方向通信からすべて問題なく使えていそうな感じ。
にしても、インストーラーのチェックが問題なだけなんだから
それぐらい無保証でいいから対応してほしいもんです。

Windows7 64bit → 32bit

先日の記事で64bitのWindows7を導入した感想を述べましたが、
結局デメリットの方が現時点では多く、32bitに入れ替えてみました。
で、具体的に何が変わったのかをあげておきます。

まずは先日挙げた64bitのメリットは

 ・4Gすべてのメモリが使える。
 ・64bit版のIEがそれはそれは快速。
 ・Lightroom2のメモリ上限が解放&動きがサクサクに。
 ・ファイルコピーがはやい
 ・標準機能のZIP解凍もはやい。

というような感じでしたが、メモリは3.2Gちょいしか使えなくなったものの、
他、Windowsの動きそのものは大して変わりませんでした。
つまり、Windows7の機能としてチューニングされていた感じです。
Lightroom2の動作も所詮4G程度のメモリじゃ大差ないですね。

次にデメリット。

 ・キャリブレーションツール「huey」が使えない。
 ・アナログTVキャプチャ「GV-MVP/RX3」が使えない。
 ・無線プリントサーバー「NetHawk WP100」が使えない。
 ・SmartScrollが不安定(64bit関係ないかもだけど)
 ・PhotoshopCS3のブラシでタブレット使うと書き出しが遅れる。

という5つでしたが、結論からいうと3つ解決。

hueyは残念ながら64bitと一緒。
つまりWindows7にドライバが対応していないので待ちですね。

TVキャプチャはバッチリです。
Windows入れた段階で認識されて使えるし、
mAgicTVはVistaの32bit用が問題なく動作します。

SmartScrollはVistaより快適です。
UACがうざくなくなったので、XPの互換を指定しておけば問題なし。
自動起動もするし、万能文化プラグインですべて解決です。

Photoshopのブラシ問題は原因が違いました。
Windows7はタブレットへの対応が強化されていて、
デフォルトだとタッチ&ホールドで右クリックが割り当てられてます。
そうすると、タッチした後にその処理が入ってしまって、ブラシでも一瞬遅れる。
タブレットの設定でタッチ&ホールドを無効にすれば問題なく動作します。

最後に無線プリントサーバーはというと、
通常の方法では無理です。
インストーラーがOSを判定してるのでインストールができません。
でも、インストールさえできれば正常に使えるとのこと。
これはちょっと工夫というか、裏ワザが必要らしい。
力技で試してみよう。

というわけで、ほとんどデメリットは消えました。
そして32bitアプリの数々もWoW環境ではないのでほぼ完全動作。

いいじゃん、32bitで。

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